Xootrという乗り物

買っちゃいました……。
とんでもなく高価なキックスクーター、Ｘｏｏｔｒ。
日本での販売店公式サイトはこちら（http://www.goped.jp/x-street.html）

ちなみに、買ったのは　『Xootr Venus』　（http://www.goped.jp/xootr_lineup.html）
最初は値段と重量からMgにしようと思っていたのですが。
Xootｒ購入を考えて公式サイトを見た人なら御存知と思いますが、Mgだけフレームの材質が違います。
買う直前に問い合わせてみたところ、

『Xootr Mgはフレームとデッキを兼用した一体型ですが、他のモデルは
メインダブルフレーム上にデッキが装備されておりますので構造上
及び材質上から、走行感が若干異なります。
Xootr Mgのフレーム材質（デッキ一体）は高圧プレスアルミ鋳物で
他のモデルはアルミニウム（6061-T6アルミニウム）になりますので
金属材質固有特性による耐久性や剛性は異なります。
メインダブルフレーム上にデッキを装備したモデルは
Xootr Mgより撓り（しなり）を持ったモデルとお考え下さい。』

との回答を頂きました。
無断転載でゴメンナサイ。怒られたら消します。

十分に乗り比べれば素人にも分かると思うのですが、試乗しようにも販売店の所在地は遠いです。
（販売店である『Xootr Japan BEE-POP』に出向けば、試乗させて貰えるそうです）

そんな事もあり、いちばんスマートそうな本モデルにしたのですが……。
















比較写真。
隣に並んでいるのはJDRazorのMS-132A6です。
Xootrは、あえてハンドルをめいっぱい伸ばしてますが、ここまで伸ばすと乗りづらい……。
見るからに、ひとまわり大きいです。











折り畳んだ状態。












折り畳んだ状態・アングル変え。

見ての通り、ハンドルは折り畳めません。
タイヤも明らかに大きいので、通常のキックスクーターと比べると、かなりの大きさに感じます。
自分は通勤用として買ったのですが、下り方向で比較的空いている電車とはいえ、乗り換え時にそこそこの人混みの中を歩きます。
持ち運びはストラップだけで十分だと考えていたのですが、キャリーバッグも買わないと凄い目で睨まれそうな気がします。
ついでに言うと、ハンドルが畳めないせいで、職場のロッカーに入りませんでしたｗ


さて。
以下に記す感想は、あくまでも個人的なものである事を了承ください。


『震動と騒音』
　通常のキックスクーターと比べると、たしかに静かなものです。
　しかし、目の粗い舗装路では、それなりに震動も音も出ます。
　エアタイヤではないので、歩道と車道の段差はもとより、マンホールの上を通過するのもけっこう大変です。
　広告の謳い文句を過信してはいけません。

『速度』
　通常のキックスクーターと比べれば、速度も距離もなかなかのものです。
　ですが、劇的に早いかと言えばそうでもなく、こちらも過度の期待は禁物です。
　広告の謳い文句を過信してはいけません。
　とりあえず、２０分弱で移動していたところが１５分強くらいになったかもしれない。
　……といった程度には速いと思います。

『総評』
　悪くはないが、手放しに賞賛はできません。
　これは、自分がXootrに抱いていた期待が高かったせいなのかも知れません。
　或いは、単に自分の走行方法が未熟なゆえかも知れません。
　通勤だとか、離れた場所にある駐車場への移動手段等、現状使用しているキックスクーターで満足……とまでは言わないものの、妥協できている人は買わなくていいかも知れません。
　まぁ、なんだかんだで自走移動手段は自転車が最強ですわ。

それでもXootrに対する期待を払拭し切れない人は、街角で乗っている人を見掛けると同時に、ダッシュで試乗させて貰えないかと頼み込んでみると良いかもしれません。

今後も、折があれば日記に書いていきたいと思います。