記憶にない！

職場に、小学校からの友人Ｎ氏がいる。
二人で一緒にいるところに、部課長に声を掛けられた。

『Ｎ君にはもう少しやってもらう事があるけど、竜田君は今のところは特にないかな……』

暗に、クビを言い渡されたワケですが、契約自体はまだ少し残っている。
しかしながら、仕事が無ければ出社の意味すらないワケで、Ｎ氏に伝える。

『とりあえず自宅待機してるから、何かあったら連絡してよ』

そんな事を話しながら、なにか違うんじゃね？　と思い始める。

『わかった。これは夢だ！』

珍しく、夢の中で夢だと看破した。

『じゃあ、俺は現実世界に戻るから、Ｎはそのまま仕事しててくれ！』

その場を離れ、帰宅の途につく自分。微妙に夢の世界から脱却しきれていない。
そして目覚める。



夢だと気付かなかったら、『今日から休みか～』　とか寝惚けていたかもしれない……？

まぁ、実際に夢のお話だったワケですが、改めて考えてみると……

『あれ？　俺、２月の契約書って書いたっけ？』

通常、派遣会社から契約書が送付されてきて、サインして送り返すのですが、２月分の契約書にサインした記憶が無い……。
１月分までの契約は前倒し気味に進んでいたので、まだ２週間少し残っていながらも、ちょっと心配になってくる。
契約終了の夢は、案外正夢になるのかも知れない……。

まぁ、それはそれで　（´・ω・｀；