祖父と孫

駅前の本屋での祖父と孫（小学高学年くらい？）の会話。

祖父　「ここで俺が半分金を出して本を買ってやったとして。そうすると父親が怒るだろ。祖父は孫に甘いだのなんだのと」
孫　「そんなことないよー」

要は、攻略本（後に判明するが、モンハン２Ｇの攻略ガイドブック。定価２１００円也）を手に入れたい小僧と、買ってやりたいけど甘いばかりじゃダメだろと考えている（っぽい）祖父の会話だった。
ワシとしては概ね祖父の意見に賛成だった。
とにかく小僧が屁理屈をこねるこねる。ゲームばっかり力を入れているせいで僕バカです。の見本のような頭の悪い会話だった。
結局、祖父と折半して買う事になったのだが……。

孫　「それじゃあ、半額を家に帰ったら払えばいいよね」
祖父　「ああ、それでいいよ」

この小僧、なんだかんだで踏み倒す気満々のようだ。
だが、こんな些細な日常でもオチはやってくる。

祖父　「あれ……財布はアッチ（自宅に置いてきた）の鞄か……」
孫　「……じゃあ、次に来た時でいいよー」

果たして、次があるのかどうか。
帰ったら小僧の父親に買ってやって良いものかどうか相談するだろう。
結果は見るまでもないと思うが。

孫が素直な良い子で、学校の勉強も頑張っているような子だったら、祖父ももっと甘い顔をしていたんだろうな……。
とか、赤の他人のワシは思うワケです。
中身の伴っていない小僧というのはパッと見で結構わかっちゃうもんだし、身内から見ればさらに顕著であろう。
小僧よ、あっさりと買って貰えないというのは自分自身に問題があるのだと早く知れ。
まぁ、先の会話を聞く限りでは、当分は分からないんだろうなぁ……　（´・ω・｀；


子供の教育って大変だね。